スペイン語のススメ

最終更新: 2019年3月30日

ビジネスに役立つ外国語といえば英語、最近では中国の経済発展に伴い中国語を学ぶビジネスパーソンも多いようです。


スペイン語はどうでしょう。結論から言うとこれからかなりいい線を行くことが期待できます。まず数の上から見るとランキングは以下の通り。(Ethnologueの2015年版のデータによる)


1 中国語 10億5100万人

 (母語話者:8億9900万人 第二言語話者:1億7800人)

2 英語 8億4000万人

 (母語話者:3億3000万人 第二言語話者:5億1000万人)

3 スペイン語 5億7000万人

 (母語話者:5億人 第二言語話者:7000万人)


現在は世界3位ですが、スペイン語人口はその成長率が注目に値します。日本にいるとあまりピンときませんが、米国でのスペイン語人口の増加は凄まじいものがあります。


私はメキシコ在住のため英語よりスペイン語の方が断然楽なのですが、たまにロサンゼルスに行っても、全てスペイン語で用が足せます。空港からホテル、レストラン、観光案内などでスペイン語が通じないところはありません。スペイン語が通じなかったのは黒人の運転手のタクシーに乗った時くらいでした。


メキシコ国境からははるか遠いシカゴを訪問した時もスペイン語人口の多さに驚きました。統計的にはシカゴのスペイン語人口は統計上全体の20%くらいだったと思いますが、実際にはその倍くらいいそうです。場所によってはスペイン語が英語を駆逐しています。


そもそも米国では公用語は英語と決まっているわけではなく、学校教育においても地域で一番話されている言語がその学校の第一言語となるそうです。スペイン語が第一言語となっている地域は相当にあると予想されます。


特にもともとメキシコ領であった現在の米国南部ではスペイン語による「レコンキスタ」が進んでいます。


2050年には米国内のスペイン語人口がメキシコやコロンビア、スペイン本国を抜いて世界一になると言われています。


現在スペイン語は国際的な重要度という点では英語に及びませんが、中南米の経済発展や世界で一番影響力のある米国でのスペイン語人口の増加はスペイン語の国際的地位を押し上げていくものと思われます。


インターネット上でのスペイン語の増加もこれに拍車をかけます。


メキシコに駐在で来られていた弊社のスペイン語の生徒さんが、つい最近米国への転勤が決まりました。クラスはもう終了と思っていましたが、米国でスペイン語圏の人を対象にビジネスをしなければならないため、オンラインレッスンでスペイン語を続けていただくことになりました。


スペイン語がビジネスパーソンに与える付加価値はこれからますます大きくなっていきそうです。

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