今回は、弊校の生徒さんとしては異色な、しかしひときわ光彩を放っているAKB 48の入山杏奈さんに登場していただきます。
入山さんは、メキシコの大手テレビ局TELEVISAの連続テレビドラマ「L.I.K.E」に出演が決まり、2018年4月にメキシコに来られました。
当時スペイン語はゼロの状態だったそうです。ドラマでは転校生と言う設定で、スペイン語が話せない役柄だったので、その時点ではあまり問題はなかったようです。ところが、スペイン語の上達が早いという設定にもなっていて、時とともにセリフにとても苦労するようになったとのこと。何事においてもぶっつけ本番が多いこの国において、大変なことが多かったであろうことは想像できます。
通訳は付いていたそうですが、自分でコミュニケーションを取らなければならない場面も多々あったそうです。そこで、同年6月より、弊校のスペイン語レッスンを受けていただくことになりました。
毎日放送されるテレビドラマなので、撮影はさぞお忙しかったのでしょうが、合間をぬってスペイン語レッスンを受講していただきました。受講時間数そのものは多くなかったのですが、これまで入山さんの担当をさせていただいた2人の講師からは、口を揃えてとても優秀な生徒さんだと聞いています。そのうち一人の講師は、企業駐在員10人ほどの個人レッスンを受け持っていますが、その中で一番優秀なのが入山さんとのこと。
授業を受けていただいている生徒さんは一流企業のビジネスマンが大半を占めるので、その中で最も優秀とは本当に優秀です。
授業時間が少ない中、なぜそんなにできるのだろうと担当講師とも話していますが、ご本人曰く「撮影現場でディレクターの言うことを理解するのに必死でした」。
また、別のインタビュー記事には「伝えたい」という気持ちが大事だとも言われています。実際の会話でわからない言葉があると、メモをとって後で調べたりしていたそうです。また勉強というよりはゲーム感覚で楽しんでいるとも。
もともと語学とはコミュニケーションの手段ですから、座学だけでは不十分で、入山さんのように実際に感情を伴った言葉の経験が上達を早めているのだと思います。また、必要性に迫られていたということともに、なんと言っても積極的な心構えがものを言っているのでしょう。
入山さんは、スペイン語を始めて一年経つか経たないかのうちに、なんとスペイン語のYoutubeチャンネルを開設されました。このチャンネルでは、主に若者を対象に日本やメキシコの文化紹介をしていて、まさに民間親善大使。その自然なスペイン語は見事です。→ https://www.youtube.com/channel/UC4eyiH_HsIouAlh7cJfO9Uw
仕事においては、当地で新人女優賞を受賞された入山さん。メキシコを第二の拠点に、スペイン語を駆使して世界の大スターになっていただきたいと思います。
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