スペイン語をマスターする方法

最終更新: 2019年4月24日

スペイン語に限らず語学をマスターするための王道は果たしてあるのでしょうか。


私の場合、中学校から大学まで10年間勉強した英語はモノになりませんでした。一方、仕事をしながら25歳から時間を捻出して勉強し始めたスペイン語は2年間で曲がりなりにも通訳として通用するレベルになり、実際通訳としてメキシコの日系自動車メーカーで働くことになりました。


違いは明らか。英語は受け身で明確な目標がないままやらされ感で勉強、スペイン語は海外(スペイン語圏)で文化事業分野で新たな人生を切り開きたいという、強い願望、夢がありました。決して特別な才能があったわけではありません。


語学をマスターする上で何よりも重要なのはモチベーションであると確信しています。多少やり方はまずくてもモチベーションがあれば何とかなります。


しかし、それで全て片付けてしまってはそこで終わってしまいますので、自分なりの語学学習観について少し書いてみます。


語学には王道はないと思います。万人にベストな勉強法、万人にベストな教材は存在しません。それぞれが違った個性、能力を持っているので、その人にあった学び方があるはずだと思うのです。


アメリカの自己啓発作家アンソニー・ロビンズがその著作の中で人間は視覚型、聴覚型、体感覚型の3つのタイプに分けられると述べられていました。これはNLPと呼ばれる理論からくるものらしいのですが語学学習にも当てはまるような気がします。


視覚型人間は図解的、分析的に、聴覚型人間は音読や聞くことを中心に、そして体感覚型人間はその場での臨場感を味わいながら学習することが効果的なように思えます。


私の場合は視覚型なので、スペイン語の複雑な時制は図にすると理解しやすく、しっくりきます。聴覚型や体感覚型の人にとってはあまり響かないかもしれません。


街の語学学校では「子供が言葉を覚えるように語学をマスターする」というようなキャッチフレーズが使われたりしますが、これにはずっと抵抗感を持ってきました。成人が語学をマスターするには文法は必要ということが持論だからです。


しかし、もしかするとこれは視覚型人間の特徴で、聴覚型や体感覚型の人であればある程度可能かもしれません。ただし成人してからは母国語を介さないで外国語を学ぶダイレクトメソッドには限界がありそうです。


いずれにせよ万人にベストな語学の勉強法はありません。


だからどうすればスペイン語をマスターできるかと問われれば、高いモチベーションを持って、自分にあった勉強法を見つけ、勉強し続けること、そしてどんどん使うことが最大公約数的な答えになると思います。

92回の閲覧

© 2018 by Sociedad Intercultural, S.C.