モチベーションを維持するには(かなり本音の部分) 

最終更新: 2019年10月22日


スペイン語をマスターする方法として前のブログで「高いモチベーションを持って、自分にあった勉強法を見つけ、勉強し続けること」と一応の結論を述べました。


しかし、これは優等生的な表向きの結論。


語学をマスターのためには彼女または彼氏を作ることが一番手っ取り早いという意見も。一理あります。(中には結婚しても上手くならない人もいますが、こういう人たちはもともと上達する気がない人たちなので、ここでは除外させてもらいます。)


私が日本でスペイン語を勉強し始めて間もない頃、早くうまくなりたい一心で個人レッスンをしてくれる先生を探していました。ある雑誌で「スペイン語教えます(個人レッスン)」の一行広告を見て、つたないスペイン語で早速電話してみました。広告主は男性でしたが電話に出たのは女性。スペイン語の個人レッスンを受けたい旨伝え、面会することに。


−  ・・・では明日5時に東急東横線の中目黒駅の出口で待ち合わせましょう。私は花柄のドレスを着て行きます。(名前は告げられなかった)

−  僕は紺のシャツに白いズボンで。


こんな会話の後、指定の場所に向かいました(携帯電話のない時代)。


駅の階段を降りたところにその人はいました。ハッとするような美人。その時纏っていた鮮やかな花柄の青いドレスが今でも鮮明に印象に残っています。内心ドギマギしてしまいましたが、そんなそぶりは見せず、何気にない顔で¡Hola ¡ すると向こうも満面の笑顔で¡Hola!。太陽のような笑顔、こんなの生まれて初めてだと感動しつつ、アレ?この人はどこかでみたことがあるぞ?? ... そうだ!いつも見ているNHKテレビスペイン語のゲスト講師にそっくりじゃないか!!


しかしそのテレビに出ている講師は当時はモデル業などもこなしていたちょっとした有名人。アルバイトで一般人に個人授業はするはずはない、きっと似ているだけだろう。でも見れば見るほどそっくり。


− (恐る恐る)もしかしてNHKのラケルさんですか?

− そうよ、番組を見てくれているの?

− (まさか!ありえない!)欠かさず見ていますよ!

− そう、嬉しいわ!

− (夢を見ているんじゃないか?? )

 広告を見たときは男性の名前だったので男性の先生かと思っていましたよ。

− ああ、あれは私の兄さん、私がNHKの仕事で日本に来ているのでスペインから呼んだの。兄さんもスペイン語を教えているけど、私じゃダメ?

− いえいえ、全くそんなことありません!是非是非お願いします!!


こんな風にスペイン語の個人レッスンがスタートし、NHKの仕事を終えるまで一年弱お世話になりました。先生の言うことは一言も聞き漏らさないように努め、こちらも毎回言うこと用意して行き、先生がどう反応するかもいつも楽しみでした。


タテマエはどうあれこんなまばゆい人と時を過ごせたことはモチベーションの維持に大きく繋がったことは間違いありません。


30年近く経った今でも当時のトキメキが蘇ってきます。

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